こんにちは^^すみです。
育児や家事に追われていると、なかなかゆっくり入浴する時間が取れないですよね~。
でも、寒い日は暖かい湯船にゆっくり浸かって疲れをとりたい。
ついでにキレイになれたらうれしくありませんか?
そんな忙しいママにおすすめの「乾燥肌を防いでキレイになれる正しい入浴方法」についてお話しします。
目次
入浴の効果とは?
お風呂がいいと言われている理由は、7つあります。
- 温熱効果
- 静水圧効果
- 浮力
- 清浄効果
- 粘性・抵抗性効果
- 蒸気・香り効果
- 開放・密室効果
温熱効果は、肌表面が温められると、血管が温まり全身の血管が広がり血のめぐりが良くなります。
すると、新陳代謝が活発となって、関節や筋肉もほぐれます。
静水圧効果は、湯船につかることで水圧がかかり、特に下半身の筋肉群を圧縮するので、むくみなどに働きかけてくれます。
浮力は、お湯の中では重力と逆の力が働きます。
体重が約1/10になって、関節や筋肉の負担が軽減します。(例えば50kgの人は5kg程度になる)
浮く力がリラックス感に繋がります。
清浄効果は、湯船につかれば毛穴が開いて余分な皮脂や汚れを分解してくれます。
必要以上に石けんをつけて体をこする必要はありません。
粘性・抵抗性効果は、お湯の中で動くと陸上の数倍の負荷がかかります。
お湯の中でのストレッチや運動が、筋肉にいい刺激になります。
蒸気・香り効果は、湿度が低い冬は鼻やのどの粘膜が乾燥して、免疫機能が低下が低下します。
お風呂で深呼吸することで免疫機能を改善することができます。
アロマオイルなどで自律神経の調整にも効果があります。
開放・密室効果は、入浴をひとりでするときは、この間は誰にも邪魔されません。
また、密室空間がリラックス効果があります。
入浴で乾燥肌を防ぐ5つのポイント
その1)湯船につかるのは15分まで
美容のために「お風呂で音楽を聴いたり読書をしてしっかり汗をかいています」という人もいるかもしれません。
でも実は逆効果って知っていましたか?
湯船につかっていると、一時的に肌(角質)が潤っているように感じるかもしれませんが、肌の水分をキープするために必要な皮脂やセラミドなどがどんどんお湯に流れ出てしまいます。
そうすると、入浴後には肌の水分がどんどん蒸発して、乾燥肌の原因になってしまいます。
湯船につかる時間は、15分までを目安にしましょう。
その2)温度は約40℃のぬるめ
熱いお湯はぬるめのお湯に比べて、皮脂やセラミドの流出を早めてしまい、乾燥肌の原因となってしまいます。
また、熱いお湯に入ると、体内に存在するヒスタミンという物質が活性化し、肌を刺激します。
これがかゆみを引き起こしてしまうこともあります。
ぬるめのお湯は、副交感神経が優位となり、血圧が安定し筋肉もゆるむことでリラックス状態になります。
肌や健康にもいい影響を与えます。
その3)一番風呂は避ける
いつもお風呂に入るのは子供や旦那さんの後で、たまには一番風呂に入りたいと思っていました。
でも、実は肌のためには一番風呂は避けるべきだったんです。
なぜなら、水道水に含まれる塩素は肌への刺激が強いのです。
人が入った後のお湯には、その人の皮脂や汗がお湯に溶け込むため、塩素の刺激が低下して肌への負担が軽減されています。
それでも、人が入った後は苦手だったり、やっぱり一番風呂に入りたいという人は、入浴剤をいれるといいですよ。
お湯の刺激を和らげてくれます。
その4)泡でやさしく洗う
肌を強くこすると、角質が乱れてますます乾燥肌を促進してしまうことになってしまします。
泡で優しく洗いましょう。
特に乾燥しやすい部分は要注意です。
【乾燥しやすい部分】
- 肘の外側
- 手
- 膝
- すね
- お腹、腰
その5)お風呂から出たら10分以内に保湿
お風呂からあがったばかりの肌は、皮脂やセラミドなどで守られる力が弱まって、水分を逃がしやすい状態になっています。
10分以内にはうるおい補給をして肌の保湿をしましょう。
入浴でキレイになる3つのポイント
その1)半身浴より全身浴
半身浴をすると、「デトックスになる」「痩せる」というのは、残念ながら医学的根拠がありません。
半身浴で長時間入っていると、腰から上が出て冷えのもとになってしまします。
肩までしっかりお湯に入る全身浴のほうが、温熱効果や静水圧効果も得られるのでおすすめです。
また、消費カロリーも半身浴より全身浴のほうが高くなります。
その2)やっぱり湯船につかるのは15分まで
乾燥肌を防ぐポイントでもあげましたが、長風呂になると肌の水分をキープする皮脂やセラミドが流れ出てしまいます。
皮脂やセラミドは重要なボディークリームなのです。
美肌に不可欠な皮脂やセラミドを逃がさないように、湯船につかるのは15分までにしましょう。
その3)入浴前後はしっかりと水分をとる
入浴中は思っている以上に発汗するので、入浴後はもちろんのこと、入浴前にもコップ1~2杯の水分補給をしましょう。
汗をかくと体内のミネラルも流れ出るので、イオン飲料などのスポーツドリンクもおすすめです。
まとめ
【乾燥肌を防ぐポイント】
- 湯船につかるのは15分まで
- 温度は約40℃のねるめ
- 一番風呂は避ける
- 泡でやさしく洗う
- お風呂から出たら10分以内に保湿
【キレイになるポイント】
- 半身浴より全身浴
- やっぱり湯船につかるには15分まで
- 入浴前後はしっかりと水分をとる
ママはゆっくり入浴する時間がなかなか取れないですよね。
でも、「乾燥肌を防ぐポイント」と「キレイになるポイント」を一つでも意識しながら入ると、いつもと違ったバスタイムになるかもしれませんよ^^
シャワーばかりという人も、たまには湯船につかってみましょう。
もし、忙しくて湯船につかる時間がないという人は、髪や体を洗っている間に洗面器などに40℃くらいのお湯を入れて足湯をするのがおすすめです。
温熱効果がプラスできますよ。