こんにちは、すみです。
毎年のように、鍋料理が美味しい季節になると「野菜が高くて買えないっ!」って思いませんか?
お鍋は、手軽で簡単、家族みんなで心も体も温まることができる料理です。
野菜が高い冬でも安心してお鍋を食べられる、「長持ちする保存方法」と「アイデア」をご紹介します。
これで今年の冬も乗り切りましょう!!
目次
野菜が高いのはなぜ?
スーパーをのぞいてみると、
- キャベツ 480円(平年298円)
- チンゲン菜 258円(平年178円)
- 白菜(1/2) 380円(平年298円)
- ブロッコリー 350円(258円)
だいたい平年に比べて80円から100円ほど高いようですね。
なぜ、こんなに野菜が高いのかというと、秋口からの天候不順と現在の冷え込みが原因のようです。
市場でも、葉物を中心に入荷量が少なく、単価が例年に比べると1.5倍に、高いものでは2倍近くになっている野菜もあるそうです。
「春菊・水菜・かつお菜・ほうれん草」などは、生育が早く天候次第で入荷量が増えて、現在は高くても価格が安定する可能性があります。
また、いろいろな野菜をそろえるより、複数の野菜をカットして袋詰めになっているものを使う方が安く済むこともあります。
無駄なく食べきることができるのもいいですよね。
野菜が高いはいつまで続く?
寒波の影響で生育期間が後ろにずれこんでいるため、価格が例年通りになるのは2月後半から3月初旬になりそうです。
平成30年1月25日時点で青果物入荷の見通しは(福岡大同青果発表)、
【白菜】
2月下旬まで鹿児島・宮崎・長崎・大分で入荷少ないが、下旬になると大分では入荷なし。
【レタス】
2月中旬まで長崎・福岡・熊本で入荷少なく、下旬になると長崎・福岡で平年並み。
【ほうれん草】
2月中旬まで福岡・長崎・熊本で入荷少なく、下旬になると福岡で平年並み。
【キャベツ】
2月上旬は鹿児島・福岡で入荷少なく、中旬になると鹿児島・福岡・佐賀で平年並み。
【大根】
2月上旬は鹿児島・長崎で入荷が少ないが、中旬になると福岡・鹿児島・長崎で平年並み。
まだもう少し時間がかかりそうですね・・・。
失敗しない選び方と長持ちする保存方法
大根
【選び方】
ヒゲがなくてきれいなものを選びましょう。
また、ヒゲの穴が真っすぐなものは甘いので、おでんや煮物に適しています。
ヒゲの穴が曲がっているものは辛いので、大根おろしにするといいですよ。
【保存方法】
葉っぱは切り離します。葉っぱが栄養分を吸収しようとして大根がしおれてしまいます。
また、大根は立てて保存しましょう。
縦に伸びる野菜を横にしてしまうと、無駄なエネルギーを消費して、これもしおれる原因になってしまいます。
立てるときは、切った牛乳パックなどを使うと便利です。
白菜
【選び方】
白菜の芯が小さく、みずみずしいものを選びましょう。
芯の様子が見やすいのは丸ごと一つなので、可能であれば丸ごと一つ買いましょう。
ちなみに、白菜を切るときは、芯に切れ込みを入れて、葉は手で割くほうがおすすめです。
包丁の金属の繊維で、白菜の成分が酸化してしまうからです。
【保存方法】
中の葉(黄色の部分)と外の葉に分けます。
中の葉は甘くて柔らかいので、先に食べることをおすすめします。
生でも食べられるので、サラダにするといいですよ。
外の葉は、新聞紙に包んで、立ててベランダに出しておきましょう。(冬の場合)
そうすると外の葉も甘くなります。
【こんな便利グッズも】
葉物野菜は芯に成長点があります。
その芯の部分にこのピックを刺して、成長点を傷つけることで、成長をとめ野菜の鮮度を保つことができます。
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レンコン
【選び方】
献立によって選びましょう。
先の節が狭いレンコンは、食感がホクホクしているので、煮物におすすめです。
根の節が広いレンコンは、食感がサクサクしているので、きんぴらにおすすめです。
【保存方法】
土がついていた方が長持ちするので、土がついたものを選ぶといいですよ。
土がついたものであれば新聞紙で包み、切り口は乾燥すると変色するのでラップで包みます。
アイデアで乗り切ろう!
いつも捨ててしまうところを使ってアイデア料理
その1) キャベツの芯のガレット
- キャベツの芯を千切りにする。硬いので、できるだけ薄く切る。
- 粉チーズ・小麦粉・水を混ぜる。
- お好み焼きのように、両面がこんがりするまで焼く。
甘くて、キャベツの風味が広がりますよ。
その2) キャベツの外側の葉で作るコールスローサラダ
- 外側の葉を千切りにして、ジップロックの袋に入れて冷凍する。
- 解凍する。(キャベツの繊維が壊れて柔らかくなる)
- マヨネーズやカレー粉などお好みの調味料と混ぜる。
食感を残しつつも、柔らかくうまみがあります。
餃子や鍋など、いろいろな料理に使えますよ。
価格が安定している水耕栽培の野菜を使おう
水耕栽培の野菜には、もやし・レタス・ルッコラ・豆苗(とうみょう)などがありますが、特に使いやすくておすすめなのが豆苗です。
炒めたり、レタスの代わりに生のままサラダにしたり、おひたしや鍋など茹でて使う野菜の代用として使ったり、いろいろなバリエーションがあります。
【おすすめレシピ~あさりと豆苗の酒蒸し~】
- あさりをニンニク・ショウガ・トウガラシと炒める。
- 紹興酒(日本酒でもOK)を入れる。
- あさりの殻が開いたら、豆苗を入れて蒸し焼きにする。
豆苗があさりのうま味を吸って美味しいですよ。
そして、もう一つ豆苗のおすすめポイントがあります。
それは、切った後の根元部分を、1週間ほど水につけておくと、また豆苗が生えてきて2回ほど収穫することができるんです。
これはうれしいですよね!なんてお財布に優しいんでしょう。
切るときは、根元に近いわき芽を残して切ってあげることがポイントです。
自分で育ててみよう
買うのが高いなら、自分で育ててしまうのもいいですよね!
今は手軽にできる栽培キットなどがあります。
何度かに分けて収穫することができます。
子供と一緒に栽培したり、収穫したりするのも楽しそうですよね^^
まとめ
- せっかく買うなら、美味しい野菜を買って、長持ちする保存方法を!
- いつも捨ててしまうところを上手に使って、美味しく食べよう!
- 価格が安定している水耕栽培の野菜を上手に活用!(豆苗がオススメ)
- 自分で育ててしまうのもあり!
いろんな野菜を上手に取り入れて、バリエーション豊かな食卓にしたいですね。
この冬も野菜の高騰に負けず、乗り切りましょう!
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