突然ですが、皆さんはもう子供の歯科者デビューは済ませましたか??
私は、子供の1歳半健診で
そう言われたことをきっかけに小児歯科を探し始めました。
そんなあなたのために!
今回は、初めての小児歯科選びからフッ素塗布をするまでをお伝えします!!
この記事はこんな人にオススメです!
- そろそろ子供に歯医者デビューをさせようと思っている人
- いつからフッ素塗布をしたらいいの?と思っている人
- 小児歯科ってどんなところ?と思っている人
- これからかかりつけの小児歯科を探そうと思っている人
目次
小児歯科選びで私がした4つのこと
ちょっとその前に
小児歯科は大人が行く歯科とどう違うのでしょうか?
子どもたちのための歯医者さんです。医科の小児科と同じように、子どもさんを専門にまたは中心に予防や保健指導、治療をしています。専門の知識と技術を持ったスタッフと設備で対応していますから安心です。
公益社団法人 日本小児歯科学会ホームページより
大人と違っておとなしく診察台に座って、口を開けてくれるとは考えられないですよね。。。
子供の対応に慣れたスタッフさんがいてくれるのは安心です。
待合室には絵本やおもちゃがあって、遊べるスペースもあるところが多いようです。
それでは、1つずつ見ていきましょう~~
1)まずは条件を考えてみる
こんな歯医者さんに通いたいな~と思う条件を考えてみました。
- 駐車場がある(車で行きたい)
- エレベーターがある(ベビーカー使いたい)
- 子供が遊べるスペースがある(待ち時間が長くても気にならない)
- 先生が丁寧に説明をしてくれる(話しにくい先生はイヤ)
- 子供が安心できる雰囲気のところ(私も緊張しないところがいい)
2)検索してみる
「おすすめ 小児歯科」と検索して、自分の住む場所から通えそうな小児歯科をピックアップ。
ホームページや口コミを見てみました。
・・・
正直ピンときませんでした。
と言うのもどこもそれなりに評判は良く、違いがよく分からなかったんです。
これといって決め手がなく、決められませんでした。。。
3)ママ向けのフリーペーパーをチェック
小児科や駅に置いてあるフリーペーパー。
今までは流し読みしていましたが、「そういえば歯医者さん載ってたな~」と、改めて読んでみました。
ママ向けとあって、通いやすさ(駐車場やエレベーターの有無など)やキッズスペースの有無などの詳しいの情報が載っていました。
・・・
でも遠い、通えない(泣)
掲載されている地域が広く、私が住んでいる所から通えそうなところはありませんでした。。。
4)ママ友にかかりつけの小児歯科を聞いてみる
身近なママ友からの情報収集は、直接通ってみた感想や歯科の雰囲気、通いやすさや費用などを詳しく聞けます。
また、自分の住んでいる所からも通いやすいところが多いのもメリット。
- 電話での予約の際、受付の方の対応が親切でよかった
- スタッフの顔がよく分かる
- 受付や診察室の雰囲気が明るい
- 駐車場がある
- エレベーターがある
- キッズスペースがある
- ホームページで診察の流れや内容が詳細に書かれている
- 先生や歯科衛生士さんが丁寧に説明してくれる
上記のことはホームページである程度は分かると思います。
ただ、意外と重要なのが受付の対応です。
どんなに美味しいレストランでも、スタッフの対応が悪いともう行きたくなくなりますよね。
診察当日
私のほうが朝から緊張しました(笑)
受付で初診であることを伝えて、問診票に「フッ素塗布希望」と記入。
待合室には、絵本やおもちゃがあってキッズスペースで遊びながら待つことができました。
私の緊張も和らぎました。
いよいよ診察室へ!
壁や診察台はパステルカラーに統一されていて、明るい雰囲気でした。
子供が大好きなキャラクターものやおもちゃもたくさん。
診察台は大きめで、多少子供が動いても落ちないようになっています。
すぐ傍にはママが座れる椅子がありました。
まずは口の中をチェック
乳歯の生え方や虫歯がないか診てもらいます。
さっきまで遊んでルンルンだった息子は、診察台に横になるなり、やっぱり大泣き、ジタバタ大暴れです(笑)
もう一人スタッフさんが加わり、息子の体を押さえてもらいました。
初めはびっくりして泣いてしまいますけど、痛くないと分かって慣れてくれば泣かなくなりますよ。
トラウマになったりはしないので大丈夫ですよ。
優しく言葉をかけながら診察してくれました。
フッ素塗布の流れ
特に問題がなければ、フッ素塗布を行います。
- 歯をピンク色に染めて(歯垢染色剤)、みがき残しがないか確認。汚れていればみがく。
- フッ素を歯ブラシにつけて、優しく歯に塗っていく。
手順としてはこれだけですが、大泣きの息子を押さえていると長く感じました(笑)
フッ素塗布の頻度と費用
私が行った小児歯科の場合、
- 頻度:虫歯予防で効果的に行うため、3か月に1回
- 費用:1回1000円
診察後には、「よく頑張ったね~」と好きなパンダのシールをもらって息子は笑顔に!
歯医者さんに聞いてきました!
1) 歯医者デビューはいつ頃がいい?
特に初めての育児では分からないことだらけ。
不安なことは専門家の方に聞いて早く解消できたらいいですよね。
2) フッ素塗布はいつ頃がいい?
乳歯の生え方や協力してくれる状態かなどを考えると、1歳半前後を目安にするといいそうです。
また、永久歯が生えそろう15歳くらいまでは定期的に続けるといいそうです。
- 歯の再石灰化をうながす(歯から溶け出した成分を補って修復する)
- 虫歯の原因菌の働きを弱めて酸をつくるのを抑える(酸がつくられると歯の成分が溶け出す)
- 歯の質を強くする
3) 歯みがきのポイント
- 上の前歯の隙間や歯茎との境目、奥歯上下4本の溝が一番虫歯になりやすい。そこを重点的にみがく。
- 上唇小帯(上の唇を引っ張った時にできるすじ)に歯ブラシがあたると痛い。唇を持ち上げるときに指でガードしてあげる。
- 歯みがき粉はうがいができるようになってから。夜寝る前に歯をみがいた後に使うのが効果的。
- なかなかみがかせてくれないことも。そんな時は無理せず、1日1回でもければOK。
そんな時は前歯と奥歯だけはみがくようになりました。
ママもイライラしなくていいですよ。
4) 虫歯予防が大切!おやつのだらだら食べはしない。
乳歯は永久歯に比べてデリケートで柔らかいため、虫歯になると進行が速いそうです。
放っておくと乳歯の下で準備している永久歯にまで影響があり、永久歯が虫歯になりやすかったり、歯並びが悪くなってしまうこともあるのだとか。
歯をみがけない時は、お茶やお水を飲んで口の中の糖質を流すのもいいそうですよ。
5) 他にも虫歯予防の方法はある
私が行った小児歯科では、こんな方法もありました。
- 虫歯の出来やすさの検査:唾液やプラークを取って虫歯菌(ミュータンス菌)の量を測定。将来虫歯ができやすいかどうかある程度分かるそうです。これにより、予防計画や定期チェックの間隔を決める目安にするそうです。
- シーラント:虫歯が出来やすい奥歯の溝をプラスチックで密閉する。予防効果は9割ほどあるそうです。(ただし子供の協力が必要なため4歳頃からが目安)
まとめ
私自身、『歯医者=怖い・痛い』イメージで子供の歯医者デビューは不安でした。
でも、実際に行ってみると院内は明るい雰囲気で、スタッフの方も終始笑顔で優しく対応してくれました。
子供が安心して過ごせる工夫もたくさんありました。
初めてで分からないことも親切に答えてくれ、これからも安心して通えそうです。
【こちらの記事もおすすめです】
虫歯予防のためにそろそろフッ素塗布を始めましょう!